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業務上過失致死罪、罪を認めないとどうなるの?

刑法では、過失致死罪と業務上過失致死罪という2種類の罪が規定されています。この2つの罪は、過失致死罪の罰則が50万円以下の罰金であるのに対し、業務上過失致死罪は5年以下の懲役(または禁固)、100万円以下の罰金となっており、業務上過失致死罪には重い罰則がかけられています。この罰則の重さの違いは、「業務上」人を至らしめたことにあります。判例上、業務上過失致死罪の「業務」とは社会生活上の地位に基づき反復継続して行う行為であり、かつ、人の生命身体に危害を加えるおそれのあるものをいいます。日常的に人の生命身体に危害を加えるおそれのある仕事をしている人は、人の生命身体に危害を加えないよう高い注意義務を負っているため、その注意義務があるにもかかわらず人を死に至らしめた場合は、重い責任を課するというものなのです。例えば、医師の場合には、手術は、ほんの少しのミスで、患者の生命身体に危害が加えられるおそれがありますから、医師は常に患者の安全を確保する義務を負っています。それにもかかわらず、その義務を怠って人を死に至らしめた場合は、業務上過失致死罪という重い責任が課せられるのです。もし、あなたがこの罪で逮捕起訴されて、罪を認めなかった場合は裁判においてあなたが本当に罪を犯したか否かの立証活動が行われることになるでしょう。野菜03

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