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慰謝料と損害賠償の境界線

不法行為によって何らかの具体的な損害を被った場合には、不法行為をした者に対して損害賠償請求をすることになります。

 

損害賠償という場合には、もちろん生命、身体、財産に対して実害を被った場合の損害の賠償を求めるというのが典型的なものです。また、精神的損害についても、その不法行為によって当然に生じるものと考えられるような場合には、損害賠償を請求することができます。

 

このような精神的損害についての損害賠償を求める場合に、慰謝料を請求するという言葉が用いられるのです。したがって、これも損害賠償の一種であるということができますので、あえて境界を設けるとすればそれが精神的損害に該当するかどうかというところになるわけです。

 

このような損害について金銭によって具体的に計算するのは非常に難しいところでありますし、一方的に請求しても任意に支払ってもらえることはほとんどありませんので、基本的には裁判手続によって請求することになります。最終的には裁判所において適切な裁量によって金額ということが決められることになりますが、具体的なケースにおいてどのような金額になるという確定的な予測を付けることは財産的損害等と比べて困難です。 スイーツ02

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