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裁判官の必要性と独立性

刑事裁判においても民事裁判においては、最終的は判決を下すのは裁判官です。弁護士や検察官がそれぞれ、証拠を提出して議論を交わしますが、最後には裁判官の判断で有罪か無罪かが決定されることになります。執行猶予が付くかどうかということに関しても同様です。民事裁判においては、損害賠償が認められるかどうかということに加えて、その金額の決定も行います。
このように裁判においては、裁判官の決定が非常に重要であるため公正であることと、独立性が求められます。どちらか一方に、有利な判決を下すようなことがあれば、裁判制度そのものに対する信用が揺るぐためです。特に最高裁判所においては、最終的な判断を下す場として、それに相応しくない裁判官を罷免することができる制度が設けられています。国政選挙の際に、15人の最高裁判事の名前が記載された用紙に印を付けることで、罷免するべきとする判事を決定します。これは司法の世界にも民主主義を反映させようという趣旨の元に存在する制度です。
しかし、この制度により罷免された裁判官は現在のところ1人もいません。しかし、公正でない判断を下す判事や権力者からの圧力を受けている判事がいる場合には、国民の判断で罷免することができます。

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