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債務不履行とは何なのか

日常生活では、さまざまな契約が締結されます。

 

あらゆる契約において、債務不履行という事態は生じえますが、ここでは、中古車を売買する場面を想定してご説明します。契約を締結するにあたっては、その車がきちんと走行できることを前提に、いくらで売買するか、いつ引き渡すのか等を決めます。

 

契約で決めたとおりに契約が実現すれば、債務不履行とはなりません。いちご

 

しかし、ときには、その車が故障している場合や、買主がいつまで経っても代金を支払わない場合がありえます。このように、契約で決めたとおりに契約が実現されないことを「債務不履行」といいます。車が故障していること、つまり、目的物が契約どおりの性質を備えていないことを「不完全履行」といいます。

 

もし修理が可能であれば、契約どおりの履行が遅れているという「履行遅滞」に、もし修理が不可能であれば、その契約はもはや実現されないという「履行不能」に振り分けられます。また、買主が代金を契約どおりに支払わない場合にも、契約どおりの履行が遅れていることになり、債務不履行になります。債務不履行にあたるためには、当事者に非難すべき点(帰責性)が必要ですが、これには「わざと」契約を実現しなかったということのみでなく、「不注意で」契約を実現できなかったという場合も含みます。

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