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司法権の範囲と概念

司法権の概要とは、具体的な紛争を法律で解決することを目的とした国家の権利のことであり、日本では裁判所が持っています。行政権、立法権と並ぶ三権の一つであり、独立した権限を持っています。行政権や立法権と司法権を同じ機関が持っていれば、行政や立法に関する訴訟では著しく不公平になるため、独立している必要があります。民主主義国家において、この三権が分立していることはとても重要です。
司法権には限界があります。なんでも裁判所で判断できるわけではありません。それが前述の「具体的な紛争を法律で解決する」という一文が表す範囲です。つまり、内容が具体的ではない、そして法律で解決することができないものは、司法権が及びません。訴えても認められないどころか、門前払いになります。
紛争は基本的に当事者同士が解決すべきである、という考えが根本にあります。当事者同士で解決できなければ公平な第三者を入れ、それでも解決できなければ裁判所が判断します。つまり裁判は最後の手段であり、強制力もあるため、公平且つ公正でなければなりません。法律で解決できない紛争に司法が首を突っ込むのは適当ではないため、門前払いとなります。
また治外法権が認められている外交官は裁けないなど、司法権には一定の制限があります。

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